Child Safe Tourism

October 13, 2014

オンラインで子どもを安全に保つ

ゲスト投稿 – Tim Gerrish, 子どもの搾取とオンライン保護センタ (NCA-CEOP) デジタル技術は、子どもや若者の重要な関心事です。彼らは、学習や遊び、交流、そして、写真やビデオの共有、ブログ、ゲーム、ときには自分のアプリを開発するなど、あらゆる類の創造的方法で自分を表現するためにそれを使用します。それは素晴らしい機会を生み出す場所です。 しかし、デジタル技術は子ども達にいくつかの深刻なリスクももたらしています。観光を背景とした児童虐待とデジタル技術の間には、関連性があります。児童性犯罪者はしばしば、オンラインで子ども達にアクセスし、性的虐待を行うためにデジタル技術を使用します。保護者や介護者は、オンラインで子ども達が直面するリスクを減少させ、彼らを安全に保つ上で決定的な違いを生むことができます。親や保護者が、オンラインで子どもが何をしているかを理解し、関連するリスクについて子どもに話すことが重要です。 両親や保護者のためのアドバイス: 1. お子さんが使っているサイトを聞く – そうすることによって、あなたのお子さんはオンラインでの生活や活動にあなたを含めることになります。子どもの関心に興味を持つようにして彼らの好きなサイトの名前をメモします。後であなたが一人でいるときにこれらのサイトを訪れて探索し、セーフティー機能​​の設定方法を探り、サイトに直接連絡する方法を学ぶことができます。 2. お子さんのプロフィールがプライベートに設定されているか確認する –子ども達は Facebook、YouTube や Instagram といったソーシャルネットワーキングサイトを、情報や写真をはじめ、彼らが行うすべてのことを共有するために使用しています!お子さんにはプライバシー設定をプライベートに設定するように奨励します。そうすれば、子どもの本当の友達だけがその内容を見ることができます(この友達とは、現実世界で知っていて信頼できる人だけであるべきです)。オンラインで投稿する情報は、許可なしにコピーされ、どこにでも掲示され得ると考える必要があります。それが悪い人の手に渡った場合、誰かがそれを投稿者の意図に反して使用しようとしたり、最悪の場合、現実世界で投稿者の居場所を探しだそうとするかもしれません。 3. お子さんのオンラインの友達について尋ねる –オンラインで自分の身元を偽ったり、偽の ID を作成する人がいます。子ども達がこのことを理解することは非常に重要です。子どもや若者は決して個人情報を公開してはなりません。現実の世界で実際に知っていて信頼できる人とだけ「友達」であるべきです。子どもが「オンライン」の友達に会いたいという場合は、公共の場所でのみ会うこと、少なくとも 1 人の友人を同行させること、計画をあなたに知らせることを含めて、子どもを安全に保つ方法について話し合ってください。 4. 子どものコンピューター、携帯、ゲーム機に適切な視聴制限を設定する– コンピュータや携帯電話は、フィルタを使って不適切なコンテンツや違法と思われるコンテンツを表示しないようにすることができます。あなたはそれを起動し、子どもの年齢や能力に応じて表示レベルを変更することができます。また、インターネットやゲームを使用する時間制限を設定することもできます。これは無料で簡単にインストールすることができます。詳しい情報はこの作業をサポートするサービスプロバイダに電話するか、またはCEOP の保護者サイトをご覧ください。 5. デジタル技術とオンラインの危険性について子どもに話す– 子ども達がオンラインで不快に感じたり、見たくないものが表示されたりする状況に陥ることは珍しいことではありません。子どもと話し合う機会を設け、子どもにインターネットや自分の好きなサイト、彼らが遭遇するかもしれないリスクについて話すことによって、子どもに何か心配事がある場合、あなたに話す可能性が高くなります。 6. お子さんについて心配事がある場合に助けが得られる場所を知る– 緊急時には最寄りの警察に連絡してください。 オンラインでの子どもの安全保持に関する詳しい情報およびリソースについては、CEOP の Thinkuknow ウェブサイトをご覧ください。

ja
August 14, 2014

子ども達はどうでしょう?

ゲスト投稿– Willem Niemeijer、Khiri Travel 創業者兼 CEO 世界的に見ると、11 につき 1 つの職を旅行・観光産業が占めています。 WTTC(Travel & Tourism Economic Impact 2014)が委託した調査によると、旅行・観光産業は教育に次いで多くの職を創生している分野であり、全世界で直接的には 1 億人以上を雇用し、間接的には 2 億 6,500 万人にも及んでいます。これはまたユニークな業界でもあります。個人的に直接接触しない業界よりもはるかに頻繁に接触するからです。この人間志向のビジネスは、ソーシャルメディアの力によりさらに強化されています。すべての利害関係者は – 公共部門と民間部門の業界関係者でも、旅行者でも– すべてのレベルで繋がるすばらしい可能性を持っています。 このことは、これらすべての利害関係者が手を携え、搾取と子どもの虐待の問題に真正面から立ち向かう絶好の機会を広げます。 Friends-International、ChildSafe Network やワールド・ビジョンのような NGO の画期的な作業によって、ロードマップは既に作成されています。彼らは、子ども達とその家族が直面する路上の現実について長年の経験を持っています。彼らは、お土産の売り手として忙しい交差点で花輪を売ったり、路上で物乞いをするように子ども達を強いる、貧困の悪循環を破ることがいかに難しいかを知っています。それは金になり、悲しいことにしばしば、子ども達が学校に行って屈託のない子ども時代を過ごす代わりにしなければならないことなのです。 大抵の場合、出発点は問題に対する意識を高めることにあります。 これには研修の実施と情報提供が重要です。 Khiri Travel は、ワールド・ビジョンと連携することで、多くのことを学び、また刺激を受けてきました。当社は、ガイドとオフィススタッフの定期的トレーニングセッションにモジュールを加え、お客様に配布したり、業界の会議やフォーラムで言葉を広めるのに役立つ情報リーフレットを共同作成しました。 これはチャイルド・セーフ・ツーリズムへの当社の取り組みの始まりにすぎません。当社は、旅行・観光部門での職業訓練や雇用の約束など、弱い立場にいる子ども達にとって代替となるものを提供する社会的企業組織への支援を育むことを目指しています。他にも、皆さんにも支援をお願いしたい NGO の活動があります。直接でも結構ですし、当社のKhiri Reach を通してでも、支援いただけます。(寄付の 100%が手渡されます)。 特に、ビジネスを行う企業だけでなく、リスクのある地域を訪れる旅行者も、単に傍観者である以上のことを行うことができます。子どもの保護は、すべての人の問題です。

ja
July 31, 2014

Project Childhood Prevention Pillar
の終了

34 ヶ月間の集中的な活動を経て、Project Childhood Prevention Pillar チームは解散しました。 Project Childhood Prevention Pillar は、カンボジア、ラオス、タイ、ベトナムでの旅行·観光における子どもの性的虐待の防止に貢献するオーストラリア政府のイニシアティブでした。同プロジェクトは 2014 年 6 月 30 日に終了しました。 同地域への観光旅行のかつてない増加により、子ども達のリスクも高まっています。観光旅行と子どもの搾取との関係についてここから詳しく見てください。過去 20 年以上にわたって、観光旅行での子ども搾取を抑制するために多くの取り組みがなされてきました。そしてProject Childhood Prevention Pillar は、新しいレベルの取り組みを実現するためのユニークな機会を持つことになりました。 パートナーと協力して Project Childhood Prevention Pillar チームの16人のメンバーは、 革新的なチャイルド・セーフ・ツーリズムキャンペーンを展開し、公表しました。このキャンペーンは世界で1,500 万人以上に伝えられました。旅行者は今では、自分達の旅行が子どもにポジティブな影響を及ぼすようにするための簡単な行動についての情報にアクセスできます。 カンボジア、ラオス、タイ、ベトナムで1 万 3,000 人以上の子どもや若者に、危害から身を守る権利について、安全を保つ方法について、安全な接し方とそうでない接し方、そして不快に感じたり虐待を経験したらどうするかについて教育し、力づけてきました。 カンボジア、ラオス、タイ、ベトナムで8,000 人以上の親・保護者や地域の代表者(教師、ソーシャルワーカー、村の指導者など)とのディスカッションフォーラムを推進し、彼らが子どもへの性的虐待のリスクと、それを防止したり対応する上での彼らの役割を理解できるように支援しました。 カンボジアでは仲間同士のネットワークを介してさらに2 万人の子どもと大人にリーチし、ベトナムでは「エデュテイメント」イベントで子どもの性的虐待防止についての意識を高めました。 カンボジアとベトナムでは「子どもヘルプライン」をサポートし、何千という子ども達が助けが必要なときに、無料で、機密性の高い正確な情報にアクセスできるようにしました。 カンボジア、ラオス、タイ、ベトナムの観光業界で働く2,400人以上の人々を訓練し、観光セクターで変革をもたらす人達と提携して、チャイルド・セーフ・ツーリズムを実現しました。 弱い立場にいる子どものためのセーフティネットを強化する適切な立法および政策的取り組みのため、地方政府や中央政府を支援しました。 カンボジア、ラオス、タイ、ベトナムの地域社会と協働したものも含めて、最先端のリサーチ調査を行い、子どもの性的虐待防止に関する新たな洞察を明らかにしただけでなく、チャイルド・セーフ・ツーリズムに向けたグローバルな運動を評価するため、旅行者に市場調査を行いました。 私達は、地域で子どもの保護における役割を担う非常に多くの献身的な人々や団体をたくさん見てきました。これが、弱い立場にいる子ども達の生活の中に真の変化をもたらしています。協力者や支援者に対し、心からの感謝とお祝いを申し上げます。 次に何をするか チャイルド・セーフ・ツーリズムについての情報を常に最新に保つために、Facebook の私達のページにいいね!をして、twitter で私達をフォローしてください。 私達の調査を読み、旅行者や子ども達、保護者およびコミュニティメンバーと共有することにより、問題について詳しく学んでください。 子どもの性的虐待を防ぐ方法については、子ども、保護者、介護者、コミュニティ代表者を啓蒙するための私達のトレーニング教材をダウンロードしてください。 あなたが観光業界で働いている場合、当団体の観光セクタートレーニング教材をダウンロードして、チャイルド・セーフ・ツーリズムに貢献する方法を学んでください。さらなるリソースについては当団体のウェブサイト、産業セクションをご覧ください。 観光地の子ども達を安全に保つために、旅行中にできる簡単な行動を忘れないでください。

ja
June 4, 2014

東南アジアの子どもの性的虐待に対する理解不足が子ども達を危険にさらす

タイ、バンコク タイ、ラオス、カンボジア、ベトナムでは大人も子どももその多くが、子どもの性的虐待とはなにか、それを防ぐためにどうしたらいいかについて限られた理解しか持っていないと、新しい報告書「セックス、虐待、および児童期: カンボジア、ラオス、タイ、ベトナムにおける旅行や観光を含む子どもの性的虐待に関する知識、態度と行動に関する研究」は明らかにしています。 Project Childhood Prevention Pillar が本日発表した報告書では、ほとんどの子どもや大人が、子どもの性的虐待といえば、女の子に対するレイプである、として狭義に理解していることが分かりました。その他の性的虐待行為(不適切な身体への接触やポルノグラフィへの露出など)は、少年への性的虐待と同様、通常は性的虐待として認識されていません。 「子どもも大人も、子どもの性的虐待をほとんど理解していないことは、虐待の事例が検知されないことを意味しています」と、Project Childhood Prevention Pillar のプログラムマネージャー、Aarti Kapoor は言います。「私達は、子どもの性的虐待はしばしば子どもへのグルーミング、不適切な会話や接触で始まり、やがて虐待のより深刻な形へとエスカレートしていくことを知っています。子どもへの性犯罪者は、多くの場合、家族には知られており、女の子と男の子の両方をターゲットにします。しかし私達が話を聞いた人びとはほとんどそれを理解していませんでした。」 International Day of Innocent Children Victims of Aggression(侵略による罪のない幼児犠牲者の国際デー)に合わせて、タイのバンコクで本日発表された研究調査では、タイ、ベトナム、ラオス、カンボジアの 600 人以上の子どもと大人にインタビューを行いました。 インタビューを受けたすべてのグループの内、子どもへの性的虐待についての理解が最も低かったのは親達でした。「子どもの性的虐待についての基本的な認識不足は、親が虐待的関係の中でリスクや事例を特定する可能性が低いことを意味します」と、Project Childhood Prevention Pillar のテクニカルディレクター、Afrooz Kaviani Johnson 氏は言います。「親は介入する機会を逃す可能性があり、理解の欠如はまた、子どものニーズに対する親達の全体的な反応に影響を与えることがあります。」 報告書は、特に保護者や介護者、子どもやコミュニティのメンバーに対する子どもの性的虐待防止教育を推奨しています。「私達は国際的な経験から、子どもへの性的虐待防止教育は、弱い立場にあるコミュニティが、虐待に対する抵抗力を構築するための効果的な手段であることを知っています」と Aarti Kapoor さんは述べています。「子どもも大人もあらゆる類の性的虐待 – それが見知らぬ人、外国人、地元の人、友人、または家族によって犯されたかどうかにかかわらず – から子ども達を保護するための情報やスキル、そして戦略を必要としています。」 完全レポートおよび要旨を読む。主要調査結果を表示。(英語のみ)

ja
May 16, 2014

UNWTO とワールド・ビジョンが観光における子どもの搾取と戦うために提携

スペイン、マドリード – 2014 年 5 月 15 日 観光業は世界的に、特に東南アジアで成長を続けています。子どもの搾取に関連する場所では特に、観光が地域社会に及ぼす影響を考慮することがますます急務になってきています。これが、UNWTO とワールド・ビジョン東アジア地域事務局が、子どもの搾取との闘いに向けた観光部門のパートナーシップを構築する覚書に署名した理由です(2014 年 4 月 17 日)。 この覚書は、UNWTO と、搾取、人身売買や虐待から子どもを守るために緊急人道支援・開発援助・アドボカシーを行う団体であるワールド・ビジョン(WV)との連携を強化することを目指しています。 UNWTO と WV 間の今後の協力分野には、WV が調整し、カンボジア、ラオス、タイ、ベトナムの政府によって承認されている、旅行中の旅行者が観光地で子どもや青年を虐待から保護するためにできることを知らせるチャイルド・セーフ・ツーリズムキャンペーンを含め、観光で子どもの保護をサポートするためのツールの促進、優良事例やケーススタディが挙げられます。このキャンペーンは、メコン圏内の観光旅行における子どもの性的搾取と戦う、オーストラリア政府が資金提供しているイニシアティブ、Project Childhood の一環です。 UNWTO は、15 年以上にわたって World Tourism Network on Child Protection(児童保護に関する世界観光ネットワーク)(旧称 Task Force for the Protection of Children in Tourism)を通じて同分野に取り組んできました。観光セクターでのあらゆる形態の子どもや若者の搾取を防ぐために設定されたこのネットワークは、観光関係者やその他の関係者が経験を交換し、UNWTO Global Code of Ethics for Tourism に準じた責任ある政策やビジネス慣行の採用を推進するためのプラットフォームとして機能しています。  「観光セクターの成長は重要な発展の機会となりますが、同時に巨大な課題ももたらし、社会の最も弱い立場にいるグループに影響を及ぼします。子どもや若者は特に危険にさらされています。観光部門の利害関係者が協力して子どもの搾取という緊急の問題に取り組むことが不可欠です。ワールド・ビジョンは、常に UNWTO World Tourism Network on Child …

ja
February 14, 2014

チャイルド・セーフ・ツーリズムへの旅

ゲスト投稿 – Project Childhood Prevention Pillar プログラムマネージャー、Aarti Kapoor あなたはこのような状況をよくご存知でしょう。遠隔の村であれ、人気都市の観光地であれ、新しい場所に到着するとすぐに、あなたは突如子ども達に気づきます。彼らは自信満々に、時にはグループであなたに近づき、チューインガムや果物を売ったり、あるいは単にプラスチック製のビーカーをつきだして小銭を物乞いします。彼らのしつこさと貧しさの両方を同時に見ることに直面するのです。こういう状況にどう対応すべきかを知るのは、こちらの準備ができていないときにはとりわけ、とても困難です。私もそういう場面に何回も遭遇しました。 Project Childhood Prevention Pillar は旅行と観光における子どもの性的搾取を防止するために、チャイルド・セーフ・ツーリズムのアプローチを取り入れています。プログラムマネージャーとして、私は子どものためのより良い未来に向かって仕事をする機会を持てることを光栄に感じています。チャイルド・セーフ・ツーリズムへの私自身の旅は、旅に対する私の個人的な興味と、児童保護における私の進行中の専門的な学びの両方が組み合わさっています。以下は、この旅の一つの特別なスナップショットです。 アジアを旅行していた数年前、私と旅のパートナーは、ラクダに乗って砂漠で一晩滞在することにしました。ある遠隔の村を旅し、地元の人に会って迎えられる予定でした。ツアーオペレーターは、地元の子ども達用にお菓子を持っていくよう私達に助言しました。代わりに少しばかりおもちゃを選びました。彼らの歯のためにはおもちゃの方がいいだろうと考えたからです。 私達は、2 人のツアーガイドとそのラクダと共に旅しました。出発して何時間かすると村が見えてきました。いくつかの簡素な小さい小屋が大きめの小屋の周りに集まっていました。静かで小さく見えました。村に近づくと、大勢の子ども達が私達の方へ走ってきました。私達はラクダを降り、ガイドがラクダを結わえました。子ども達は私達の方に興奮して走ってきて、ためらいもなく私達の手を取り、大声で叫び、驚嘆して私達を見つめながら私達の服に触り始めました。子ども達がますます活発になり、一人ひとりが注目を張り合うようになって、私はすぐに不快に感じ始めました。ほんとうに大勢の子ども達に囲まれたのです。一人の女の子が私のポケットに手を入れると、別の子は私のブレスレットや腕輪を揺さぶり始めました。 3 番めの子どもは私のズボンの底をたくしあげ、私が街で買ったアンクレットをチェックしました。やがて彼らは、お金、ブレスレット、そしてアンクレットを要求し始めました。何人かの村の女性が急いで私達の方に走ってくるのを見たときは、私達を出迎えたこの混沌になんらかの秩序をもたらしてくれるのではないかと期待してホッとしたものです。しかし、残念なことに彼女達はただ後ろに立って見るだけで、かえって子ども達に続けるようけしかけるのでした。私は圧倒されました。 そのとき気がつきました。明らかにこの村には私達の前に多くの訪問者があり、これらの子ども達は強く影響を受けていたのです。子どもも大人も、それがお金であれ、宝石や他の所有物であれ、贈り物を手早く与えてくれるものとして旅行者を見るようになっていました。 状況を整理することができないまま、私達は絶望的に動揺しました。急流のように襲ってくる手と顔と物乞いを扱うのに、私達より慣れているだろうと思い、ツアーガイドの 1 人に持ってきたおもちゃの袋をぎこちなく手渡しました。子ども達は彼に向かって突進し、彼の手からおもちゃをひったくり始めました。突然 1 人の子どもが前に割って入り、袋ごと全部つかみとりました。 1 人の女性がすばやくその子どもを捕まえ、彼の手から袋をひったくって、踵を返して村に向かって全速力でかけ出しました。私達は信じられない思いで彼女を見つめていました。やがて彼女は小屋に辿り着き中に消えました。一部の子どもは彼女の後に続き、後には埃っぽさだけが残りました。私達は凍りつき、動けませんでした。残っていた女性達が何か言葉を発し、子ども達は分散し始めました。ここには 30 分ほど滞在しただけでしたが、この経験から私は大きな影響を受けました。 このような男児、女児、そして彼らのコミュニティにとってのリスクと脆弱性は実に過酷なものです。訪問者の大多数は敬意を持ち丁寧だったとしても、この状況に便乗するものが必ずいます。子どもの頃、私は母から、性的虐待を含む危害から自分を守る方法として、見知らぬ人から贈り物を受けとってはならないという概念を植え付けられました。それでは私は、私からの贈り物を受け取るように子ども達をし向ける、どんなことをしたというのでしょうか?どんな文化的規範を私は踏みつけていたのでしょうか。そしてこのような新しい習慣はこの子ども達の最善の利益にかなっていたのでしょうか?見知らぬ人を信頼するよう奨励することによって性的虐待を含む高い虐待のリスクに子どもを追いやるのではなく、子ども達を持続可能に支援する方向で私達旅行者のお金を寄付するもっと良い方法が確かにありました。またその村が、コミュニティとして、より良く関与する必要があることは明らかです。 将来、旅行者は子ども達に直接贈り物をするよう奨励されるべきではないこと、そうではなく、村の中央委員会やその他コミュニティベースの機関に責任を与えることを、私はツアーガイドに提案しました。これらの贈り物は、子ども達のための学校や診療所、その他の村のインフラに貢献できるでしょう。これが村にはるかに優れた影響を与える可能性があることを理解したガイドは、即座にこのアイデアを気に入ってくれました。私は、子ども達と地域社会に関してガイド達も深い懸念を抱いていたことを理解しました。彼らは、このシナリオが自分の目の前で展開するのを見てきましたが、依然としてそれについて何をすべきかがわからなかったのです。彼らは、ツアーオペレーターだけでなく、村長ともこの件を議論することを約束しました。 観光客や旅行者として私達が他人の生活の中に洞察を加えることができたのは、まさに栄誉です。世界の旅行コミュニティが 10 億人に達している今、私達は、たとえ個人としてでも、私達が持つ影響を私達を歓迎してくれる地域社会にとって可能な限りポジティブなものにするという重要な役割を担っています。私達の旅に参加して、子どもの安全を守る旅行者となることを今すぐ宣誓しましょう。

ja
January 8, 2014

障がいのある子どもを保護するための取り組み

ゲスト投稿 – Disability Rights International 社長、Laurie Ahern 世界中では 800 万~1,000 万人の子どもが養護施設に住んでいます。そして中でも障がいを抱えて生まれてきた子ども達は、(多くは生まれた時から)隔離されたり忘れ去られたりする可能性が高くなります。一部の国では、医師が親達に障がいを持つ子どもを手放すよう奨励するところもあります。障がいを持って生まれた子どもは家族への呪いまたは罰と見なされるのです。しかし多くの場合、十分な支援があれば、家族は子どもを自宅に保持しようとします。養護施設の最大 95% の子どもは、少なくとも片親が生存しているか、または拡大家族を持っていると報告されています。ほとんどの子どもを養護施設に追いやるのは、障がい、社会的疎外、そして貧困なのです。 20 年間にわたり、Disability Rights International(DRI)は、障がいのある子どもがこれらの施設で耐えることを余儀なくされている状況を記録してきました。どんな子どもも養護施設で育つべきではありませんが、障がいを持つ子どもにとってはそこはとりわけ危険な場所なのです。 障がいのある子どもや若者は、障がいのない人よりも虐待されるリスクが高くなります。家族の保護から離れ、複数の介護者と出会う養護施設に入れられると、すでに弱い立場にいるそのような子ども達が虐待や搾取を受けるリスクはさらに増加します。養護施設に入れられた子ども達は、セックス、臓器や労働のために人身売買されてきました。「処女が AIDS を癒やす」という神話が依然として残っている国々では、障がいのある女性や少女は 3 倍多く繰り返しレイプされやすいことが報告されています。障がいを持っているので処女に違いないとの仮説のためです。養護施設の閉じられた扉の向こうでは、障がいのある子ども達はとりわけ性的虐待の容易なえじきになります。彼らは、障がいのない子どもや若者と同じ重要性があるとは考えられておらず、またそのように扱われていないため、たとえ経験を報告しても警察の介入や法的保護を得る可能性が低く、彼らはさらに不利な立場にあります。 多くの会社が、開発途上国の養護施設でのボランティア休暇すなわち「ボランティア観光旅行」を提供しています。ボランティアは身元調査の対象にならないことが多く、センターでの子ども達との交流は監視されないことも頻繁です。これにより、極めて弱い立場にいる子ども達に容易に近づけることになります。 DRI は、養護施設から「失踪」した障がいのある子ども達を発見したり、また養護施設職員の家庭で搾取的な条件で働くことを余儀なくされている発達障がいのあるティーンエイジャーの事例も発見しました。 障がいを持つ子ども達を残しておきたい親達が援助や支援を受けることはほぼありません。しかし、施設が子ども達の健やかな成長にとって有害である圧倒的な証拠があるにもかかわらず、世界中で何百万ドルものお金が、必要なときに家族や代替家族、コミュニティサービスや教育を支援するためではなく、障がいを持つ子ども用の施設建設に使われています。 DRI は、Worldwide Campaign to End the Institutionalization of Children(子どもの養護施設送りを終わらせる世界キャンペーン) を通じて、子ども達の養護施設送りは終わりにすることができるし、終わりにすべきだという世界規模でのコンセンサスを確立するために取り組んでいます。 養護施設でのボランティアに参加したり子ども達を訪問する前に、よく考えてください。子ども達の世話をする家族やコミュニティを支援する機会を探してください。養護施設送りの危険性と「孤児院観光旅行」の子ども達への影響についての詳細は、こちらをご覧ください。

ja
December 5, 2013

国際ボランティアデー: ボランティア観光旅行は子ども達を助けるか、それとも害になるか?

ゲスト投稿 –ラーニングサービスの共同創設者、Daniela Papi どういうわけか私はよくないニュースをもたらす人になっています。私がTEDx で話したボランティア観光旅行での問題についての内容と、この問題について以前書いた多くのことのために、私は今では頻繁にボランティア観光旅行セクターにおける問題点について書くよう依頼されるようになりました。一つの否定から始めたいと思います: 私はボランティアが悪いとは思いません。私は「ボランティア観光旅行」が悪いとは思いません。そしてボランティアトラベル会社が悪いとも思いません。事実、私は上記のすべてを行ってきました。世界中をボランティア観光旅行しましたし、後に開発教育会社に移行したボランティアトラベル会社を設立しました。私が協力しているいくつかのプロジェクトではボランティアベースのインターンの雇用支援を続けてもいます。  ボランティアやボランティア観光旅行が「悪い」とは思いませんが、「悪い」かもしれないと思うのは、多くの人びとがそのボランティア会社やボランティア観光旅行で設定している行為です。そして、最も有害な行為の多くは、子どもを危険な状況に晒すことになるのです。 ボランティア観光旅行部門が加速してしまっている子どもの安全に関する最大の問題の一つは、「孤児院」ボランティアと「孤児院」観光旅行の成長です。カンボジア、ガーナ、ネパール、ウガンダのような新興市場に最近あまり旅していない方にとっては、「孤児院観光旅行」というアイデアはまったくもって侮辱的だと思うかもしれません。孤児院を観光スポットにするなど、誰が許せるでしょうか?しかし、これらの地域を旅したり、ボランティア休暇を取るために最近立ち寄った人達は、今日の「責任ある旅行」市場で「孤児院」訪問がいかに流行しているかをご存知でしょう。 当然のことながら、訓練を受けていない、十分吟味もされていない短期ボランティアや観光客を数時間、数日、または数ヶ月間、傷つきやすい子ども達の家につれてくることは、問題に対してたくさんの扉を開くことになりかねません。 子どもを家族から引き離す – ユニセフは、養護施設の大半の子ども達は片親または両親が生存しているという事実を明らかにする報告書を発表しました。カンボジアでは、養護施設の子どもの 76% は、少なくとも存命中の片親がいると推定されています。子どもは不必要に両親から引き離されるべきではなく、家族ベースのケアが子どものための最適なオプションであると謳っている子どもの権利条約があるにもかかわらず、親はしばしば、子どもは孤児院ならもっといいチャンスを与えられると信じて、自分の子どもを放棄するよう勧められます。 愛着の問題 – 訪問者やボランティアが入れ替わり立ち代わりし、絆の一貫性に欠けることは、子どもが健全な人間関係を形成する上で長期的な問題を引き起こす可能性があります。 腐敗- 営利事業として経営されている孤児院や、一部の悪徳経営者はもっと寄付を誘導するために意図的に標準以下の劣悪な状態を維持しているとの報告もあります。 子どもの搾取- 子ども達が観光スポットであるかのように扱われています。しばしば子ども達は学校から出されて、観光客のために写真を撮ったりショーを演じたりします。中には観光客を孤児院訪問に誘うために深夜の通りに送り出される子どもさえいます。 性的虐待のリスク – 訪問者やボランティアが身元調査の対象とならず、子どもとの交流が監視されない場合、子ども達が虐待されるリスクは高くなります。 これらの危険信号を多くのグループが指摘しています。Hope and Homes for Children、Tourism Concern、Uniting for Children、Orphanages.no、およびFriends International の「Children are not tourist attractions」キャンペーンのような多くの権利擁護団体もこのことを広めています。しかしあなたも支援することができます。 これらの問題の多くは、一部は善意によって、すなわち子どもを助けたいと真に思う人々によって煽られています。彼らは、時間とお金を孤児院に与えることが子ども達を助ける最善の方法だというアイデアを売りつけられているのです。それこそが、自分で調査を行い、あなたの善意が善ではなく害を引き起こしてはいないか確認することが重要である理由です。両親が自分の子どもの世話をするのを手助けする組織や、家族ケアのアプローチから始める組織をもっと多くの人々が支援すれば、私達は、世界中で起こっているこれらの問題のためにもっと有益で持続可能な解決策を提供することができるでしょう。 私が設立に助力した権利擁護団体Learning Service(学習サービス)には、「孤児院観光旅行」に関するものを含むボランティア観光旅行のためのヒントを集めたビデオシリーズがあります。  「孤児院観光旅行」を介した子ども達へのリスクに関する詳細は、こちらをご覧ください。

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November 6, 2013

東南アジアへの観光客、チャイルド・セーフ・ツーリズムに基づく行動を提唱

タイ、バンコク – 2013 年 11 月 6 日 西シドニー大学と提携してワールド・ビジョンが実施しているオーストラリアの援助イニシアティブ、Project Childhood Prevention Pillar が発行した新しい報告書によると、東南アジアへの旅行者は、搾取から子どもを保護するために観光産業がもっと多くの行動を取ることを望んでいます。 昨年は 3600 万人以上の観光客がカンボジア、ラオス、タイ、ベトナムを訪れ、その多くが、子ども達が非常に弱い立場におかれている事実に遭遇しました。画期的な報告書、「The Child Safe Traveller (子どもの安全を守る旅行者)」が、World Responsible Tourism Day(世界責任あるツーリズムデー)の式典と同時に本日発表されました。この調査では 39 カ国からほぼ 270 人の旅行者に聞き取りを行いました。それによると、調査を受けた旅行者の 95% が地元の子ども達と会いましたが、子ども達との交流は旅行者達に悲しく、罪深い感情、懸念や失望感を感じさせました。 「物乞いしたり、観光サイトで物を売っている子ども達に著しいリスクがあること、そして組織的なツアーや「ボランティア観光旅行」体験の一環として養護施設を訪問する人々が認識されるようになっています」と、ワールド・ビジョンの Project Childhood Prevention Pillar プログラムマネージャー、Aarti Kapoor 氏は述べています。 質問された旅行者の 4 分の 3 は、旅行や観光に関連して子ども達が虐待や搾取を受けていることに気づいていました。観光客の大半は、潜在的に危険な状態にあるこれらの子ども達を支援したいと述べる一方で、多くの人はどんな行動を取っていいのかわからず、もっと情報を求めていることを調査は示しています。 「アジアは来る 20 年の間世界で最も観光業の成長が見込まれることを考えると、チャイルド・セーフ・ツーリズム環境を構築することが不可欠です」と、ワールド・ビジョンの Project Childhood Prevention Pillar テクニカルディレクターである Afrooz Kaviani Johnson 氏は言います。「自分達がどのように貢献できるかを責任ある旅行者に教育することが、この変化における重要な部分です。」 同調査ではまた、チャイルド・セーフ・ツーリズムについての情報は、旅行者が行う決定に直接ポジティブな影響を及ぼすことが分かりました。チャイルド・セーフ・ツーリズムを認識している旅行者は、物乞いする子ども達にお金を与えることや、養護施設の子どもを訪問すること、そして路上で子ども達から物を買うことを控える可能性がより高いことが判明しました。 …

ja
September 2, 2013

ユニセフ:東アジア太平洋地域における児童虐待に関する統計的スナップショット

ゲスト投稿 – Amalee McCoy、ユニセフ東アジア太平洋地域児童保護スペシャリスト 子どもの虐待、ネグレクト、暴力や搾取は驚くほど広くまん延しています。これらの経験はすぐに子ども達に影響を及ぼし、しかもその影響は長期にわたって残り、しばしば破壊的です。2012 年後半に発表されたユニセフの画期的な調査報告Child Maltreatment: Prevalence, Incidence and Consequences in the East Asia and Pacific Region(児童虐待:東アジア太平洋地域における流行、発生および結果)がこれらの傾向を確認しています。同報告書は、この地域における児童虐待の普及、発生率および結果について、2000 年から 2010 年の間に出版された 364 件の調査の革新的で系統的考察の結果を示しています。 この系統的考察は、子どもの身体的、性的、感情的な虐待の流行と発生率に関する多くの定量的な研究を明らかにしました。いくつかの驚くべき統計が以下を含めて強調されています: 同地域における深刻な身体的虐待の流行は 9% から、児童の 4 人に 1 人に及ぶ。 男女両方の児童の 14%~30% が生涯にセックスを強制された経験があると報告している。 子どもの時に性的および/または身体的虐待を経験した青年および成人は、虐待経験のない人よりも自殺を考えたり試みる率が 4 倍も高い。 残念ながら、子どもの商業的な性的搾取の流行と発生率についての考察を通じた人口ベースの確率データは確認されませんでした。しかし、かなりの数の小規模研究が、いくつかの数字に光を当てただけでなく、売春をしている子ども達の状況を明らかにしています。例: ベトナム: ユニセフと傷病省社会局による 2010 年の調査で、すべての女性セックスワーカーの約 15%が 18 歳未満であることがわかった。 タイ: ILO IPEC による 2005 年の調査では、売春を行う子どもや若い女性の 19.8%がその初体験がレイプだったと報告している。 カンボジア: ECPAT カンボジアによる …

ja
April 11, 2013

Intrepid Travel 社による観光における児童保護の取り組み

世界的な冒険旅行の専門会社である Intrepid Travel 社では、1989年に東南アジアで旅行の催行を開始して以来、子どもを搾取から守ることへの支援が重要な取り組みとなりました。 Intrepid Travel 社は世界120カ国以上で旅行を実施しており、毎年10万人近くの旅行者を各地に案内しています。 Child Safe Tourism(CST)は Intrepid 社のレスポンシブル トラベル マネージャーである Jane Crouch(JC)氏に、どのような理由で子どもの保護が事業運営上の重要な優先事項となったのか、お話を伺いました。 CST: Intrepid 社はどのようにして子どもの保護に非常に積極的に関わるようになったのですか? JC: Intrepid が営業を開始した初期の頃から、現地スタッフ、特にグループリーダー(アジア地域で現在300人以上)が観光地での子どもたちの脆弱さを目にし、外国人による、非常に問題のある行動を目撃しました。残念ながら、その中には搾取を行う者もいました。 彼らは、以下のような脆弱な状況で働いている子どもたちをしばしば目にしました。 ベトナムで花やポストカード、装身具を売る。 ラオスの路上で物乞いをする。 タイの有名な売春地域にあるナイトクラブで働く。 カンボジアの孤児院で旅行者向けのショーをする。 Intrepid のスタッフがこれらの現地の子どもたちの状況をよりよく理解し、仲良くなるにつれて、彼らが抱える課題もはっきりと分かり始めました。 観光が現地の子どもたちの苦境を長引かせるのではなく、子どもたちが観光から恩恵を得られるように、子どもたちにとってより良い観光の環境を創り出すことを進んで支援するようになりました。 突き詰めて言えば、観光は訪問者と受け入れ側の地域社会の両方に利益をもたらすべきで、この関係において子どもの安全と将来は必要不可欠な要素です。 CST: Intrepid 社は地域における児童保護組織の活動をどのようにサポートしていま すか? JC: Intrepid Travel では、ECPAT (Child Wise)、ChildSafe (Friends International)、Project Childhood (World Vision) など、この地域で児童保護に力を入れている NGO と連携してきました。 これらの組織は問題の大きさを知る上での手掛かりを与えてくれ、Intrepid ができる支援についても助言してくれたため、NGO と Intrepid の両者にとって非常に大きな相互価値が生み出されました。 私たちは、寄付の送金、広報活動の促進、旅行業界との結び付きの醸成、そして旅行者への学習資料の配布を行っています。 …

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March 11, 2013

無料チャイルド ヘルプライン(カンボジア)が1日24時間に

カンボジア プノンペン – 2013年3月2日 チャイルド ヘルプライン(カンボジア)は、無料ヘルプライン サービス1280番の受付時間を13時間半から24時間に延長しました。 この時間延長により、多くの子どもや若者にとって電話でカウンセラーに連絡して問題を相談しやすい夜間に、心理的サポート サービスを利用したいという需要に応えることができます。 また、問題の多くは深夜の時間帯に発生し、子どもや若者が助けを必要とします。 チャイルド ヘルプライン(カンボジア)の理事長で、Cambodian National Council for Children (CNCC) の事務局長を務める H.E Khiev Bory 氏は、24時間体制のサービスにより子どもの権利を守るアプローチについて次のように熱心に語っています。 「24時間へのサービス時間延長は、子どもや若者、特に彼らの権利と保護の点で大きな恩恵をもたらします。 チャイルド ヘルプライン(カンボジア)は、子どもの声です。 子ども、若者、そして懸念を抱く大人が支援を求めるためにいつでも電話できるようになりました。」 2009年から2012年までチャイルド ヘルプライン(カンボジア)の運営を行った ChildFund Cambodia のカントリー ディレクターであり、現在はチャイルド ヘルプライン(カンボジア)の共同副理事長でもある Carol Mortensen 氏は、24時間へのサービス延長がヘルプラインの組織的発展における画期的な出来事であると考えています。 「2009年の開設以来、ヘルプラインを支援していますが、この年月を経て組織的な力が大幅に増しました。 24時間体制になったことは、ヘルプラインのチームがこの3年間にいかに多くのことを成し遂げたかを如実に表しています。」と同氏は述べています。 チャイルド ヘルプライン(カンボジア)の専務理事である Sean Sok Phay 氏は、24時間体制の開始によりアクセスが容易になったことを喜んでいます。 「私たちは以前からすべての子どもや若者が抱えるあらゆる問題に耳を傾けてきました。 そして今、私たちは一日中、彼らの声を聞き、支援し、力を与えることができるようになりました。 私たちは、通話料無料で24時間いつでも長期的な心理サポートサービスを提供する、子どもが利用しやすい唯一の電話相談です。 このことはまた、私たちのサービスが利用のしやすさに関する Child Helpline Internationalの推奨要件をすべて満たすようになったことを意味します。」 チャイルド ヘルプライン(カンボジア)のサービスは、2010年から運営されている無料のヘルプライン1280番により、すでに利用しやすいものになっています。 1280番には、カンボジアで携帯電話が使用できるすべての電話ネットワークから、使用可能通話時間が残っていない電話からでも発信可能です。 カウンセラーには …

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January 23, 2013

企業と「チャイルドセーフツーリズム」 – 産業リソースの開設

本日、childsafetourism.org の産業セクションの開設を発表できることを喜ばしく思います。 自営業者でも、中小企業や大企業でも、観光地にいる弱い立場の子どもを保護し、訪問先を大事に思う良い顧客を集めるために踏むことができる簡単な手順があります。 産業セクションでは、あなたの会社が実施できる簡単で低費用の取り組みに関する情報を提供します。 「チャイルドセーフツーリズム」はビジネスの面でも充分に利点があります。 顧客、投資家、提携先は、子どもを虐待の危険から守る、責任ある会社を好みます。私たちの調査に より次のことが明らかになりました。 この地域(カンボジア、ラオス、タイまたはベトナム)を訪れた旅行者の57 % は、子どもが虐待のリスクにあると思われる何らかの状況を目にしました。 旅行者の85% は、子どもを搾取から守る方法に関して、より多くの情報を望んでいます。 95% は、児童を保護する会社の方針が、彼らの購買判断にプラスの影響を及ぼすと述べています。 旅行者の経験(児童虐待と考えられるような好ましくない体験を含む)が、観光地のイメージに大きな影響を与え、ひいては訪問者数にも影響します。 旅行者や観光客は、 充分に検討され、常に精査が行われている子どもの安全に関する方針の下で事業を運営する企業を喜んで応援します。 「チャイルドセーフツーリズム」のリーダーとなることにより、あなたの会社を際立たせましょう。 産業セクションをご覧になり、今すぐに行動を起こしてください。

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January 11, 2013

UN World Tourism Organisation: 「チャイルドセーフツーリズム」

2012年には10億人の観光客が国境を越えたことから考えると、観光が世界の発展と文化理解を促進し、世界経済におけるもっとも重要な分野の1つとなっていることは否定できません。 しかし、観光インフラは子どもの虐待など悲劇的な状況を生み出すために悪用されることが多々あります。 観光は、この同じインフラを再利用して、あらゆる形態の児童労働搾取に立ち向かう力も秘めていることを覚えておく必要があります。 同様に、搾取はマルチステークホルダーのアプローチによってのみ対処可能な問題であるという認識が不可欠です。 国連の専門機関である UNWTO は、児童保護の分野における協調的行動の奨励に取り組んでいます。 私たちは公共部門と民間部門の協力関係構築を支援し、観光客を送り出す国と訪問先となる国の協力を促進し、また産業と市民社会の生産的な関係をサポートしています。 UNWTO の国際啓蒙活動「Don’t Let Child Abuse Travel」(児童虐待の伝播を許すな)が2008年に広範な多分野のパートナーの協力により開始されました。 これと同じ考え方に基づき、UNWTO では過去10年以上にわたって World Tourism Network on Child Protection(旧称 Task Force for the Protection of Children in Tourism)を組織しています。このネットワークは、観光における児童虐待(性的搾取、児童労働、人身売買)についての意識を高め、防止・通報が遅滞なく行われるよう、観光業界関係者間の協働を促進するためのものです。 例えば、児童保護の基準を定めることにより、観光産業全体における、児童労働搾取の危険に対する意識を高め、理解を深めています。 このネットワークは、UNWTO の基本方針文書であり、持続可能で責任ある観光開発のためのロードマップである Global Code of Ethics for Tourism の枠組みに従って運営されています。 この文書では、「いかなる形態でも人間に対する搾取、特に児童搾取は、観光の基本目的と矛盾し、観光の対極にあるものである」(第3条2項)と謳われています。 この文言に従い、同ネットワークは観光産業における若年者搾取の撲滅を目指し、政府、NGO、国際機関、報道機関、観光業界と協働を行って成果を収めています。 児童を保護するための法律制定および行動計画(Plans of Action)は、支持団体、観光業者および報道機関の貢献によって効果を上げています。 さまざまな国々や NGO の知識と経験は、能力開発プログラム、観光業界関係者の研修、啓蒙活動、児童虐待事例の通報マニュアル、さらに児童保護に関する法体系の整備などに計り知れないほど貢献しています。 UNWTO の支援により ECPAT が策定した行動規範は、児童労働搾取と戦うために民間部門と市民社会が協力した取り組みの一例です。 Marina Diotallevi …

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November 6, 2012

東南アジア地域の旅行者はチャイルドセーフ ツーリズムについて学ぶことを希望

タイ、バンコク – 2012 年11 月7 日 World Vision が実施している Australian Aid プロジェクトの「Project Childhood – Prevention Pillar」が発表した報告書によると、カンボジア、ラオス、タイ、ベトナムなどの 東南アジア諸国を訪れる旅行者およびこの地域内の旅行者は、チャイルドセーフ ツー リズムについてより多くを学ぶことを希望しています。 「World Responsible Tourism Day」(世界責任ある観光の日)を祝して、同日発表された 報告書「Child Safe Tourism: The Tourist Perspective」(チャイルドセーフ ツーリズム:旅行 者の視点)には、現地での子どもとの触れ合い経験、およびチャイルドセーフ ツーリズ ムの理解について、最近東南アジアを旅行した人を対象に実施したオンライン調査の 結果が掲載されています。 37か国の300名を超える旅行者から自主的な回答が寄せられましたが、その半数以上 (57.1%)は、現地を旅行中に子どもの搾取または虐待にあたると思われる状況を目撃 したと答えています。 さらに回答者の84.8% は、旅行中に子どもを守り、搾取を防ぐた めの方法についてもっと知りたいと述べています。 「過去10年の東南アジアにおける観光産業の飛躍的な成長は現地の経済に多大な恩 恵をもたらしましたが、子どもとその家族が伝統的な生活様式を捨てて、搾取や虐待の 危険に特にさらされる観光地で収入を求めるように仕向けるプル要因も生み出しまし た。」 と World Vision、Project Childhood – Prevention Pillar のプログラムマネージャー、 Aarti Kapoor 氏は述べています。 …

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August 17, 2012

カンボジア観光省が観光産業における児童保護の取り組み強化

カンボジア、プノンペン – 2012年8月17日 カンボジア観光省と ワールド・ビジョン・カンボジアは本日、Australian Agency for International Development(AusAID)が新たに開始した「Project Childhood」イニシアティブを通じ、観光産業における児童保護の取り組みを強化することを発表しました。 Project Childhood は、World Vision、国連薬物犯罪事務所(UNODC)、インターポールが力を合わせて観光における子どもの性的搾取という深刻な問題に、防止と保護の両面から取り組むものです。 World Vision は、観光省が「チャイルドセーフツーリズム」委員会を設置した2001年以来、観光省と協力して活動を行っています。 World Vision が Project Childhood Prevention Pillar の実施機関に選ばれたことの背景には、長期にわたる観光省との協力関係と、児童保護をめぐるこれまでの実績があります。 カンボジアは近年ますます人気の高い観光地となっています。 観光省の統計によると、海外からカンボジアを訪れた人の数は、2011年には280万人に達し、2010年と比較して15% 増加したことが分かります。 「観光地には、弱い立場にいる子どもや家族が収入を得るためにやってくることが分かっています。」と Project Childhood Prevention Pillar のナショナル コーディネーター、Phang Chanda 氏は述べています。「観光産業の成長に伴って、私たちはあらゆる形態の虐待から子どもを守るための防護策を実施する必要があります。 観光が環境に害を及ぼすことなく、カンボジアの文化や遺産、地域社会に悪影響をもたらさないことはもちろん、すべての子どもにとって、特に最も弱い立場にある子どもたちにとって安全なものであってほしいと考えています。」 ワールド・ビジョンは「チャイルドセーフツーリズム」における観光省のリーダーシップを賞賛しています。 ワールド・ビジョン は観光省との協力関係を通じて、政府および観光業界と協働し、リスクにさらされている子どもの脆弱さについての意識を高め、児童保護を重視する責任あるツーリズムの慣行を支援します。 その手始めとして「チャイルドセーフツーリズム」委員会の2日間のワークショップが開催され、カンボジアにおける「チャイルドセーフツーリズム」のための作業計画が策定されました。 World Vision は虐待撲滅のために、地域社会の少年少女、保護者や地域のリーダーたちとも協力し合って活動しています。

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September 27, 2011

旅行者と児童労働搾取産業

バンコク ポスト、タイ – 2011年9月27日 子どもの貧困の状況はタイを旅行する人や外国人居住者によく知られています。 真っ赤な口紅を塗った6歳の女の子がござの上にかしこまって座り、物乞いをしています。そのそばには女性が座っています。 午後11時、成人向けの歓楽街で12歳の少年がチューインガムを売っています。 生意気そうな笑顔と片言の英語に、あなたは強い印象を受けます。 このような厄介な状況に遭遇すると、同情と気まずさの入り混じった感情が湧いてきて、何かが間違っていると感じ、助けてやりたいと思うことでしょう。 結局、コインをいくつか渡すことになるかもしれません。 何をしたとしても、この不運な子どもの生活を助ける上でたいしたことはできなかったという不快な思いが残ります。 では、この状況について違う角度から考えてみてください。その子どもが次に声を掛けた相手が50バーツを子どもに与える代わりに見返りを求めたらどうでしょう。World Tourism Day のこの機会に、 私たちの国の子どもにとって観光とは何を意味するのか、またどうすれば彼らを守れるのかについて考えてみてください。 タイの観光産業は、景気が世界的に低迷する中でも成長を続けています。 2010年には1600万人の旅行者がこの微笑みの国を訪れており、タイ国政府観光庁は2012年の旅行者数1950万人、海外からと国内の観光を合計して12億バーツの収入達成を目標に定めています。 観光産業が今後もタイ経済の推進力であり続けることは明らかですが、子どもに及ぼす影響などの社会的影響に関して、注意深く管理する必要があります。 旅行産業の発展に伴い、監視を怠ると児童労働搾取も拡大する可能性があります。 タイ政府は、子どもをターゲットにする悪質な性犯罪者に関しては国際的な法執行機関と連携しています。 タイは過去10年間に子どもの性的搾取の問題で明らかに大きな前進を遂げています。 しかし、タイおよび近隣国では今なお事件が発生し続けています。 パタヤやプーケットなどの大規模な観光地や観光施設は、旅行者のみならず、脆弱な子どもたちをも取り込みます。 観光が急速に発展を続ける現在、私たちも無頓着でいることは許されません。 路上で寝起きして働く子どもや若者は、他の誰よりも上手に旅行者の注意を引いてお金を得るため 特にリスクにさらされています。 観光に関連する環境を、このような子どもたちにとってより危険の少ないものにするにはどうすればよいのでしょうか。政府、NGO、IGO や民間部門の尽力により、サービス産業における意識が向上し、企業の社会的責任が改善されてきています。 この点においては、一人ひとりの旅行者も役割を果たすことが求められます。 「チャイルドセーフツーリズム」は、一人ひとりの旅行者が問題の解決策の一部となるための1つの方法なのです。 観光に関連する環境は、弱い立場にいる子どもたちが必ず安全に守られるものにする必要があります。 私たちの行動によって、子どもたちを取り巻く危険性がどのように高まったり、低下したりするのでしょうか。 そして、旅行者はどのような役割を担うのでしょうか? 何よりもまず、子どもを路上生活から救い出す必要があります。 その1つの方法は、子どもが路上生活を続け、あるいは観光産業周辺の危険な状況で働き続ける要因となっている金銭的な誘惑を減らすことです。 物乞いする子どもや、子どもを連れて物乞いをする人に小銭をあげることが、子どもに路上生活を続けさせることにつながるかどうかについては議論の余地があります。 おそらく、現地のストリートチルドレンのための慈善団体に対し、より多額の寄付をするほうがよいのではないでしょうか。 夜遅くに小さな女の子がバラを売ることを許可するレストランがあり、外では保護者が待っているという状況を目にしたら、店主に一言言うべきでしょう。 この種の児童労働搾取を許す代わりに、このような子どもが確実に学校に行けるように、レストランはその利益の一部を寄付したり、信頼できる組織の募金箱を店に設置したりできます。 さらに良い方法として、元ストリートチルドレンにサービス産業で働くための訓練を施す職業訓練校の卒業生に、そのレストランで働く機会を提供することもできます。 このようなことをすでに実施している会社は多数あります。 彼らをぜひ支援してください。 地域組織のボランティア活動に参加するのも良い考えです。 しかし、旅行者は子どもを観光のアトラクションにするような策略に巻き込まれないように気を付ける必要があります。 特に「孤児院ツアー」の増加は懸念される傾向です。 ボランティアを受け入れようとする、信頼できる組織は、少なくとも厳しい審査手続きと、国際基準に準拠し、公開された明確な児童保護方針を定めている必要があります。 子どもたちは、健やかに成長して能力を発揮するために、望ましくは家族と共に、安全かつ安定した環境で生活する権利があります。 最後に、意識を高めて学習を続けることも重要です。 電話機にはツーリスト警察と児童保護ホットラインの番号を登録しておきましょう。 児童保護に関する意識を高め、懸念があれば通報し、ホテルやレストランと子どもの安全について話し合い、子どもの安全を守る活動を支援する観光サービスを選択して利用することによって、タイの観光産業をより倫理的なものにする取り組みに簡単に参加できます。 タイでは、旅行者や外国人滞在者は数多くのすばらしい体験ができます。そのお返しとして、「チャイルドセーフツーリズム」を通じて、次の世代のための継続的で前向きな活動に力を合わせて取り組みましょう。 Aarti Kapoor

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September 26, 2011

World Tourism Day(世界観光の日):「東南アジアの子どもたちを性的搾取から守るためにより多くの行動を」

タイ、バンコク – 2011年9月26日 国際的な支援組織である ワールド・ビジョンは、東南アジアへの旅行者数が爆発的に増加するのに伴い、旅行者による性的搾取から脆弱な子どもたちを守るための対策を講じる必要が高まっていると警告しています。 この警告は、9月27日の World Tourism Day(世界観光の日)を機に発表されたものですが、タイなどの国々の最新の統計によると、2011年の前半に年率26%(1117万人)の割合で旅行者数が増加したことが明らかになりました。 人気観光地には数えられないラオスでさえも昨年はカンボジアと同程度の約250万人の旅行者が訪れ、ベトナムには約500万人が訪れました。 ワールド・ビジョンでは、訪問者数が増え、結果的に子どもへのリスクが高まっているが、責任ある旅行者が問題の解決に貢献すると考えています。 同組織は、子どもの安全と保護に注意を払う取り組みで、この地域を訪れる旅行者に協力を求める考えで、「チャイルドセーフツーリズム」の環境を確立するために、観光業界やツアー会社にもそれぞれ役割を果たすよう依頼する予定です。 この目的は、観光エコシステム全体を、観光客を受け入れる国にいる脆弱な子どもたちにとって安全なものにすることです。 特に外国人性犯罪者を捕らえることに重点を置いた、子どもの性的搾取を根絶するための大々的な取り組みがメコン地域の各国政府によって実施されています。 この進歩を支え続ける中で、ワールド・ビジョンは「「チャイルドセーフツーリズム」」の手法が、旅行者を迎え入れながら子どもの安全も確保するという、メコン地域の各国政府の目標達成に貢献すると確信しています。 ワールド・ビジョン の「チャイルドセーフツーリズム」 マネージャーである Aarti Kapoor 氏は次のように述べています。「環境保護活動家のおかげで、観光が環境に及ぼす影響についての意識が一段と高まり、観光業者がその責任を負うよう求められています。 子どもの保護についても同様の手法を取る必要があります。 旅行者は自らの行動が知らぬ間に子どもたちを危険にさらす原因とならないか注意し、観光業者が子どもにとって安全なものであることを確認する必要があります。」しかし、問題は複雑なため、多くの分野の人々による協力が必要だと同氏は述べています。 ワールド・ビジョンは、他の組織および観光関連の報道機関や企業と協力し、「「チャイルドセーフツーリズム」」を広めて子どもが直面している危険について多くの人に知ってもらい、彼ら自身が行う旅行が及ぼす影響について責任を負ってもらいたいと考えています。 メコン地域の国々では、複数の要因が結びついた結果、子どもたちが危険にさらされています。1つは貧困や社会からの疎外による絶望です。2つ目は、保守的でありながら近代化しつつある文化のために、性に対する若者の好奇心と彼らが直面するリスクを親が理解できないことで、もう1つはビデオ、インターネット、携帯電話などの先進技術によってポルノが蔓延し、有害な方法で青少年が性的対象となり、子どもを狙う性犯罪者がチャットやゲームルームを介して子どもに近づくことが可能になっていることです。 また、崩壊した家庭や、虐待や貧困に苛まれる家庭から子どもたちが脱出し、タイのパタヤにあるビーチリゾートや、アンコールワットがあることで有名なカンボジアのシェムリアップなど、危険にさらされやすい場所で路上生活を送るようになると、脆弱な立場に身を置くことになります。 Kapoor 氏は、東南アジアの旅行・観光業界においてはこれまでに子どもの性的搾取を根絶するために数多くの取り組みが行われており、そのうちのいくつかはかなりの効果を上げていると述べています。 この児童虐待をなくすための鍵は、子どもたちやその家族に力を与えること、メコン地域の各国がそれぞれの児童保護体制を強化する手助けをすること、そして子どもたちが直面している危険についての旅行者の意識を高めることによって得られます。 子どもを狙う性犯罪者が決して処罰を免れることのないよう、逮捕することは重要ですが、究極的には子どもが充分に保護される環境を整えることが、脆弱な子どもを助ける上で最も持続可能な方法です。 Kapoor 氏は次のように語っています。「観光産業における子どもに対する性的搾取を防止するには、旅行者に協力を求める必要があります。 「チャイルドセーフツーリズム」が意味するものは、本質的にはこのことです。 責任ある旅行者は、旅先で毎日のように子どもたちと接します。 例えば、歓楽街で物乞いする子どもや絵葉書を売る子どもにお金をあげるのは、子どもたちを助けるよい方法だと思えるかもしれませんが、そうすることにより、子どもたちは性的搾取の危険が大きい路上生活を続けることとなります。」 旅行者は、観光業界、ホテルやレストランが提供するサービスに影響を与え、それらの企業が子どもを危険にさらしたり傷付けたりする慣行を許さないようにする消費者としての力を持っています。 子どもの安全を守る旅行者になる方法 1. 取るべき行動 – 子どもたちに触れたり、一人で連れ出したりすることを人に勧めないでください。 疑わしい行動を目にしたら、通報しましょう。 2. 寄付を行う場合 – 物乞いをする子どもに直接お金を渡すのではなく、信頼できる現地組織に寄付しましょう。 3. 自国の政府 – あなたの国の政府は、子どもを虐待するために旅行に出かける性犯罪者の問題についてどのような対策を講じていますか?

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