Child Safe Tourism

May 16, 2014

UNWTO とワールド・ビジョンが観光における子どもの搾取と戦うために提携

スペイン、マドリード – 2014 年 5 月 15 日

観光業は世界的に、特に東南アジアで成長を続けています。子どもの搾取に関連する場所では特に、観光が地域社会に及ぼす影響を考慮することがますます急務になってきています。これが、UNWTO とワールド・ビジョン東アジア地域事務局が、子どもの搾取との闘いに向けた観光部門のパートナーシップを構築する覚書に署名した理由です(2014 年 4 月 17 日)。

この覚書は、UNWTO と、搾取、人身売買や虐待から子どもを守るために緊急人道支援・開発援助・アドボカシーを行う団体であるワールド・ビジョン(WV)との連携を強化することを目指しています。

UNWTO と WV 間の今後の協力分野には、WV が調整し、カンボジア、ラオス、タイ、ベトナムの政府によって承認されている、旅行中の旅行者が観光地で子どもや青年を虐待から保護するためにできることを知らせるチャイルド・セーフ・ツーリズムキャンペーンを含め、観光で子どもの保護をサポートするためのツールの促進、優良事例やケーススタディが挙げられます。このキャンペーンは、メコン圏内の観光旅行における子どもの性的搾取と戦う、オーストラリア政府が資金提供しているイニシアティブ、Project Childhood の一環です。

UNWTO は、15 年以上にわたって World Tourism Network on Child Protection(児童保護に関する世界観光ネットワーク)(旧称 Task Force for the Protection of Children in Tourism)を通じて同分野に取り組んできました。観光セクターでのあらゆる形態の子どもや若者の搾取を防ぐために設定されたこのネットワークは、観光関係者やその他の関係者が経験を交換し、UNWTO Global Code of Ethics for Tourism に準じた責任ある政策やビジネス慣行の採用を推進するためのプラットフォームとして機能しています。 

「観光セクターの成長は重要な発展の機会となりますが、同時に巨大な課題ももたらし、社会の最も弱い立場にいるグループに影響を及ぼします。子どもや若者は特に危険にさらされています。観光部門の利害関係者が協力して子どもの搾取という緊急の問題に取り組むことが不可欠です。ワールド・ビジョンは、常に UNWTO World Tourism Network on Child Protection(子どもの保護に関する UNWTO 世界観光ネットワーク)の非常に献身的かつ積極的なパートナーとして高く評価されています。 そして私達は、子どもの搾取という恐ろしい行為との戦いに参加できることを大変うれしく思っています」 とTaleb Rifai UNWTO 事務総長は語っています。

「東南アジアでワールド・ビジョンは、観光分野を含めて虐待、搾取、人身売買から子どもを保護するために設けられた多数のプログラムを備えています。観光産業が急速に成長しているこの地域では、子ども達に多くの機会だけでなく、いくつかのリスクをもたらしています。この理由により、私は、チャイルド・セーフ・ツーリズムへの持続可能な共同アプローチで UNWTO と協力できることを喜んでいます」とワールド・ビジョン東アジア事務所のディレクター Warren Climenhaga は述べています。